7月2日は折り返し記念日
1年の真ん中の日をどうやってすごしましょう。
1年の真ん中の日
1年の折り返しの日があります。それが7月2日。この日の正午を境に、その年の後半戦へと突入します。
あなたはこの特別な日に何をしますか?
休む、食べる、振り返る。
目次

7月2日は折り返し記念日

このサイトでは7月2日を1年の折り返しの日として、「積極的に一休みしていこう」という提案をしています。
私はこの7月2日を個人的に休日にしようと試みてきたものです。7月2日がカレンダーの祝日になるまで、1年の真ん中の日、折返しの日、お休みのタイミングということを周知する活動を行っていこうとおもっています。

7月2日正午まであと

7月2日は半夏生(ハンゲショウ)

半夏生(はんげしょう)は、夏至から数えて11日目頃(毎年7月2日ごろ)にあたる、七十二候のひとつです。古来、田植えを終える目安とされてきました。この時期を過ぎての田植えは「根がつかない」とも言われ、昔の人々にとっては自然と向き合う上での大切な区切りでした。半夏生の頃には、「半夏生休み」を取る風習もありました。関西を中心に、この日にはタコを食べる風習があり、それは「タコの足のように稲の根がしっかり張るように」との願いが込められているとされています。季節の節目に、食と祈りを通じて自然とのつながりを感じる――そんな古くからの知恵と文化が息づく一日です。

なぜ折り返しの日が7月2日なのか?

 そもそも真ん中の日があるということはどういうことか。365日を2で割ると182あまり1。それが真ん中の日がある理由です。奇数だからこうなるんですね。同じ奇数で単純化して1年を3日しかないと考えてみると真ん中の日があることが想像できると思います。
 それではなぜ、6月と7月の変わり目じゃなくて、2日なのか。それは数えてみれば分かるんですが、2月が28日までしかないことを思い出すと、前半部分が少ないということは想像できるでしょう。
 それではうるう年は?この場合は7月1日と2日の間に折り返しが来ます。依然として2日が折り返しの日と考えておいて良いのではないでしょうか。

何をするか?

休む

まず、この日を休むという観点で捉えてみたいと思います。
田植えもここまで。1年も半分を終えたんです。自分にご褒美の意味で少しくらい何もしないで自分に休みを与えるというのはどうでしょうか。半夏生休みという農事暦に範をとりながら、のんびりと自分にご褒美としゃれこみましょう。

ぼけっとしてみる

休みは休みで予定を入れてしまって忙しいという向きもあるでしょう。ここはあえて積極的にぼけっとしてみるのはどうでしょうか。何も予定を入れない時間を作ってみる。アクティブ派の人にはそれ自体がチャレンジでしょうか。
坐禅の最中は何も考えない。頭の働きを止めるのだと聞きます。積極的にロゴスの世界を離れてみる。これもちょっとしたアドベンチャーになるかもしれません。
『翻訳できない世界の言葉』(エラ・フランシス・サンダース著前田まゆみ訳,創元社)では我らが日本語から"わびさび"、"積読"などとともに、"ぼけっと"がノミネートされていました。世界も面白がる日本の不思議、BOKETTO。7月2日にのんびりしていたら、意図せずぼけっとしていたというのが理想でしょうか。

有給を取る

ここまで、強調した7月2日ですが、祝日ではありません。ゴールデンウィークからこっち、祝日はありませんでした。このへんで一つ、自分だけの休みを取ってみるというのはどうでしょうか。

食べる

田植えも終わり一休みということで、半夏生を祝うお祭りを行う地方もあるそうです。その際の行事食として関西地方を中心にタコを食べる習慣があります。またうどんやサバなど地方によってことなる食文化があるようです。

タコを食べる

手に入りやすく、出会う機会も多い。タウリンも豊富で疲れを回復。

たこ焼き:食べやすさ◎、専門店やスーパーでも手軽に手の入るとっつきやすさ。
タコの唐揚げ:居酒屋の定番メニュー。
タコの冷製パスタ:トマトやバジルも合わせて野菜も取れる、涼しさも演出。
タコの酢の物:タウリンやビタミンを逃さず摂取/さっぱりして胃腸に優しい
タコの刺身:栄養素をそのまま摂取/高タンパク・低脂肪
タコのガーリック炒め:少量のオリーブオイルと炒めてビタミン吸収を助ける
タコと野菜のマリネ:抗酸化野菜と合わせて栄養バランス◎
etc..

振り返る

まったくノーマークだった7月2日。気がつけば1年も半分が終わってしまった7月2日。もう2度と戻らない7月2日…。

 サッカーのハーフタイムで前半を振りかえり、作戦を練り直したりします。
 1年のハーフタイムです。お正月に心に決めた今年の目標はこの7月2日の時点でどこまで来ているでしょうか。ご自身で中間評価を与えて、後半戦の目標を立て直すことも良いかもしれません。

調べてみる

休むことを提案している身としては、派手な行動は求めません。せいぜいチェックしてみるくらいがちょうどよくないですか。調べるとやる気も出てきますし。
体重を測ってみる。通帳に記帳してみる。スマホの写真を消してみる。知らない人のSNSコネクションを断つ。引き出しの中身を見てみる。etc.

振り返りを語ってみる

年初に今年の目標を立てて、友人や家族に語った人もいるかも知れません。中間報告をしてみるのも良いかもしれません。またプライベートなことはあえて人に語らずにいることも多いでしょう。そんな場合でも生成AIを相手に一年の前半戦について語ってみるのも手っ取り早い方法かもしれません。

簡単なプロンプトの例:

こんにちは。今日は7月2日です。私は今年の前半にいくつか目標を立てました。
以下に振り返りを記述するので、進捗評価と、後半のアドバイスをください。

【目標】
1. ダイエットで5kg減
2. 副業で月5万円の収入
3. 週に1回の運動習慣

【達成度】
1. 3kg減 → 一時期4kg減ったがリバウンドあり
2. 収入は月1万円止まり。時間が取れなかった
3. 運動はほぼ毎週続けている

【成功したこと】
- 運動は楽しめるようになった
- 健康への意識が高まった

【難しかったこと】
- 副業の優先順位が下がっていた
- 食生活の管理が難しかった

【後半への希望】
- 副業に週1日集中する日を作る
- ダイエットは維持より習慣改善に切り替える

この内容をふまえて、今年の後半に向けたアドバイスと、調整すべき目標を提案してください。

計画を立て直す

 計画。この角張った響き。立てた時点で何かが出来上がったような充実感。この言葉の前に人は軽い陶酔感を覚える…。かどうかは知らないけれど、1年の計画は長すぎた。年初の予定はもう忘れてしまった。残り半年なら、何かできそうだ。6ヶ月くらいなら集中してまとまりのあることができそうだ。
 なにはともあれ、半年がんばった自分なら、後半もうまくいくはず。そう思って、今一度計画を振り返ったり、立て直したりするには良いタイミングですよね。前にも後ろにも属さない、真ん中の日、7月2日を客観的に自分の立ち位置を見つめ直すという意味に捉えてみるのはどうでしょうか。

占ってみる

この季節、神社などでは茅の輪くぐりを見かけることでしょう。夏越の祓(はらえ)は6月晦日、つまり6月30日に行われる神事ですが、中間ポイントという点では同じ意味を持ちます。お正月の初詣よろしく、このタイミングでのおみくじというのもありかもしれません。
ゲーム感覚で、新たな視点をもらうという点で、占いというのも一つのオプションとなるでしょう。

折り返し記念日をよろしく

「7月2日が何の日か知っていますか?」と私はいろんな人に尋ねてきました。だれ一人として「1年の真ん中の日だね」と言った人はいません。
不思議なものです。その反対の日、お正月はあれほど準備して大騒ぎして、「おめでとうございます」とまで言っているのに、そのカウンターパートはだれにも知られていないのです。
これまで、不遇をかこってきた7月2日、一年の中のマラソンの折り返し地点とも言える7月2日にスポットライトを当て、折り返しの日としての認知を広めていきたい


もし、この周知の活動に興味を持っていただけましたら、SNSや口コミでご協力いただけたら幸いです。その際に手っ取り早く7月2日について知りたい人に向けて、当サイトが役立つものであるならば大変嬉しく思います。

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